腹痛を感じた時、すぐに病院へ行けない場合に試しておきたいのが腹部を温める方法です。
温めることにより、内臓機能の不調を改善できるケースがあります。

腹痛や下痢に襲われた場合、まずは楽な姿勢をとって身体をリラックスさせた状態で腹部を温めてみましょう。
腹巻やタオルを巻くなどして腹部を温める対処法もありますが、保温効果の高いブランケットを使ったり、タイツを履くなどして身体を温めることも効果的です。

また、腹痛が簡単なマッサージで和らぐ場合もあります。腹部に手を当てて、反時計周りに優しく撫でると、腸の過剰な運動を鎮める効果が期待できます。

その他、生姜湯などの温かい飲み物も冷えた身体に有効です。胃痛に効果的と言われているのがホットミルクですが、腹痛が起きている場合は腸の働きが悪化する恐れがあるため乳製品は避けた方が無難です。
下痢をともなう突然の腹痛によく見舞われる方は、水なしで飲めるタイプの下痢止めを常備しておくことも大切です。また、使い捨てカイロや腹巻も持ち物に加えておくと安心でしょう。

腹痛と一口に言っても腹部のトラブルの原因は様々です。
腹部には腸や膀胱をはじめ、女性の場合には子宮や卵巣といった特に重要なパーツが揃っています。温めてもマッサージをしても改善しない腹痛や長引く痛みは危険信号です。特に、発熱をともなう腹痛の場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
腹痛の種類や対処法については、こちらのリンク先(http://fukutsu-taishojyutsu.com)にわかりやすく記載されていたので、ぜひ調べておくといいでしょう。